【2026年版】幻のマヌルネコ&巨大ハゲワシの巣を追え!日帰りサファリ体験記🐾
モコモコ&ふわふわのフォルムで、近年SNSでも大人気のマヌルネコ。
実はこの愛らしい猫、モンゴルが原産ってご存じでしたか?
彼らが暮らすのは、広大で過酷なモンゴルの草原地帯。
このツアーでは、そんな野生の「草原の宝石」マヌルネコと、翼を広げると2.5mにもなるクロハゲワシの巣を探しに出かけます!
今回は視察を兼ねて、現地スタッフが実際に体験した“マヌルネコ探索サファリ”の魅力をお届けします。

モフモフ猫「マヌルネコ」の故郷へ!
ウランバートルからわずか200km圏内に、マヌルネコが生息する自然地帯があるという情報を聞きつけ、調査に出発。
日帰りでも訪問可能とのことで、まだ日が昇らない早朝5時に車で出発しました。
季節は11月。ウランバートル名物の朝の渋滞も避けられ、片道約3時間で現地に到着。
周囲には人工物が一切ない、これぞ “This is Mongolia” と言いたくなるような大草原と岩山が広がっていました。

📸ここに「モンゴルの草原と岩山の風景写真」があると臨場感が伝わります
同行したのは、現地を熟知したガイドとキャンプオーナー、そして自然カメラマン。
短時間の移動で、これほどダイナミックな景観にたどり着けるとは驚きです。
マヌルネコの気配を追って…
まず向かったのは、マヌルネコが寝床にするという岩のくぼみがある丘。
マヌルネコは警戒心が強く、岩場の穴を使って静かに生活しています。
ガイドに案内されながら残雪の中を進むと、ついに見つけました……マヌルネコの足跡!
とことこ歩いた跡が小さな間隔で残っており、肉球の形もはっきり。これは間違いありません。

さらに進むと、岩のくぼみに寝床の痕跡も発見。
丸く押しつぶされた草が、そこにマヌルネコがいたことを静かに物語っていました。
彼らの灰色の被毛は岩と見事に同化し、姿を隠すためのカモフラージュでもあります。

今回は半日だけの探索だったため、残念ながら実際の姿を見ることはできませんでしたが、
その存在の“気配”を肌で感じられたことに大きな価値がありました。
クロハゲワシの巨大巣に感動🦅
次に向かったのは、ネコの生息地から30kmほど離れた岩山。
ここには、クロハゲワシの巨大な巣があるとのこと。
緩やかな丘を10分ほど登ると、ガイドが指差す先に、まるで映画のセットのような大きな巣を発見!
直径は優に2メートル超。巣としてはもちろん、迫力ある野生の“建築物”です。
空を見上げると、雄大に旋回するクロハゲワシの姿が……その翼を広げたサイズ感は、まさに“モンスター級”。



6月中旬から8月中旬ごろには、ヒナを育てる様子が観察できるそうです。
さらに、岩山では野生のアイベックス(ヤギの仲間)も姿を見せることがあるとのことでした。
野生動物たちとの出会い
帰り道、地元の遊牧民から「今日はガゼルの群れが移動している」との情報をキャッチ。
本当に……その言葉通り、帰路で疾走するガゼルの群れに遭遇!
静かな草原の中を、音もなく駆け抜ける姿はまさに自然の芸術。
このような“偶然の出会い”も、このツアーの醍醐味です。
遊牧民の家庭料理ランチ🍽️
昼食は、近くの遊牧民の家庭を訪問。
手作りの「ボーズ(肉まん)」をいただきました。4人で30個ほどをあっという間に完食するほどの美味しさ!
自然体のもてなしと素朴な味が、心と体を温めてくれました。
ベースキャンプ情報と今後の展望
この地域には、日本人と欧米人だけを受け入れる小さなゲルキャンプも存在しています。
現在は11月で閉鎖中でしたが、オーナーや宿泊客からは「清潔で快適、食事も美味しい」と評判でした。


また、キャンプのすぐそばには幅3km・長さ7kmにも及ぶ大きな砂丘もあり、
夏にはラクダ乗りや夕日鑑賞、乗馬、さらには満天の星空を楽しむこともできます✨


モンゴル2回目の方にもおすすめ!凝縮型サファリ体験
ウランバートル近郊では、近年観光化や開発が進み「モンゴルらしい風景」が少なくなっています。
そんな中、このエリアは手つかずの自然と野生動物の宝庫。
最短1泊2日でマヌルネコ&クロハゲワシ探索、乗馬、ラクダ体験、そして星空鑑賞まで楽しめる、タイパ最高のツアーが可能です!
また「ウランバートルはもう行ったし…」という方、
「2度目のモンゴルは自然を感じたい!」という方にも、心からおすすめしたい体験です😊
行き方🚗
出発地:ウランバートル市内
移動手段:専用車(ガイド同行)
所要時間:約3〜4時間(片道)
※季節や道路状況により変動します
ベストシーズン📅
観察・体験に適した時期:4月〜10月(キャンプ宿泊は7月から9月まで)
特に6〜9月は動物の活動が活発で、気候も安定します
※7月~9月以外でのご旅行の場合、一度お問い合わせください。
注意事項⚠️
このエリアに詳しいガイドは非常に限られており、宿泊キャンプもわずか15棟と小規模です。
そのため、ご旅行のご計画はなるべく早めがオススメ!
ツアーの催行可否を含め、最低でも3か月前のご相談が安心です。
ご希望の日程で確実にご案内できるよう、どうぞお早めにお問い合わせください。
終わりに:あなたも“草原の宝石”を探しに行きませんか?
幻の猫・マヌルネコ、天空を舞うハゲワシ、
疾走するガゼルと、手つかずの草原。
まさに“リアル・モンゴル”を感じられる冒険の舞台がここにあります。
「いつか行きたい」ではなく、「次の旅先」に。
この貴重な体験、あなたもぜひ味わってみてください✨
