乗馬に関する注意事項
乗馬は危険を伴うスポーツです。
モンゴルの馬は乗馬用に飼育しておりません。普段は放牧しているため、半野生化しております。乗馬アシスタントとガイドがお客様並びに馬へ最大限の注意を払い、乗馬をお手伝いを致します。しかし、馬は必ずしも人間の思い通りに行動しないことがあり、それが事故につながることがございます。
以下の注意事項をご確認頂き、事故のないよう乗馬体験をお楽しみください。
≪乗馬前≫
- スカートや裾が広がっているズボンなどでのご参加はお控えください。汚れても良く、動きやすい服装であればOKです。(カシャカシャと音の出ない服装がよりおすすめです)
- ヘルメット・チャップス(脛あて)の着用をお願い致します。
- 緊張をほぐすため、準備体操をしてください。
- 馬は人間で考えるとおおよそ5歳ほどの知能をもっています。それぞれに性格が違い、5歳の子供達と接していると思って下さい。
- 馬の後ろには立たないようにしましょう。人が後ろに現れると、後ろ足で蹴る習性があります。馬に自分の姿を見せるように馬の左側からゆっくり近づきましょう。
- ガイドが手綱を持ってから馬に跨りましょう。馬に乗ったら、鞍がぐらぐらしないか、手綱の長さ、鎧の位置は適当かを確認しましょう。
わからない時は、ガイドまたは乗馬アシスタントの指示を仰いでください。
≪乗馬中≫
- 馬は臆病で驚きやすい動物です。慣れてない音や急な動きに敏感に反応します。簡単にパニックに陥りやすいので乗馬の際は気持ちを冷静に保ち、ゆっくりとしたペースで接するように心がけましょう。ガサゴソ音やチャックの上げ下げの音でもびっくりして暴れだす馬もいます。
- 気分がすぐれない、怖いと感じた場合や馬が言うことをきかないなど乗馬の際に問題が発生した場合には、すぐにガイドまたは乗馬アシスタントへ声をかけてください。
- 乗馬中の自撮りや写真撮影は危険ですのでお控えください。
- スピードは常歩(なみあし)から始め、慣れてきたら体力に応じて速足(はやあし)までとします。
- あぶみは深くふみこまないように、つま先の一番分厚いところあたりに足を置きましょう。落馬した際、あぶみに足が引っかかって引きずられると大事故になることがあります。あぶみの把持は常に意識しましょう。
- 手綱の力加減は重要です。ゆるすぎると馬が急に走り出した時に止めることが難しくなりますが、逆に手綱を緊張させた状態だと馬が嫌がってしまいます。安全かつ馬にも優しい手綱加減を目指しましょう。
それでは乗馬をお楽しみください。